SHEINの発がん性物質でネイルチップやジェルネイルは大丈夫？

SHEIN（シーイン）は中国の格安アパレルオンラインショップです。

低価格・豊富なラインナップで、若者を中心に人気を集めています。

しかし一部商品から発がん性物質が検出され、問題になっているとか。

そこで今回のテーマはこちら！

「SHEINの発がん性物質でネイルチップやジェルネイルは大丈夫？」です。

ぜひ、最後までご覧になってください。

SHEINのどのアイテムから検出された？ネイル用品は大丈夫？

SHEINから発がん性物質が検出されたとのことですが、具体的な商品は不明です。

どのアイテムに発がん性物質が含まれているのか分からないなんて、不安ですよね。

現時点で判明しているアイテムはこちらになります。

韓国でSHEINの商品330件を調査した結果、これらのアイテムから発がん性物質が検出されたとか。

安くて品揃えが多いSHEINですが、危険な物質が含まれているとなると慎重になる必要があります。

ネイル用品は大丈夫？

SHEINのネイル用品からはニッケルとジオキサンという物質が検出されました。

ニッケルはレアアースのひとつで発がん性物質ではありませんが、アレルギーを引き起こす可能性があります。

ジオキサンも発がん性が確認されたわけではありませんが、体に悪影響がある物質です。

爪に塗るものですので、有害物質が含まれていると言われるとためらってしまいますよね。

SNSでも泣く泣く捨てた、といった声が多くありました。

ＳＨＥＩＮ（シーイン）で購入したネイルが、アレルギー接触性皮膚炎を誘発するニッケル（国内基準値最大９７倍）入ってたって恐ろしすぎる…めちゃくちゃお気に入りのネイルだったんだけど…https://t.co/mxKV5nFYGi
アリエクでも同じジェルネイ（HEFENNA）販売してるから皆、気をつけて😭 pic.twitter.com/ibBeilVDE7

— じゃがりこ産 (@mamamiya1232) July 18, 2024

安くて可愛いとなるとつい色々なカラーを揃えたくなりますよね。

ですが、有害物質が入っているとなると諦めざるを得ないようです。

ニッケルとジオキサンについては、後ほど詳しくご紹介します！

SHEINから検出された発がん性物質は何？体への影響は？

SHEINのアイテムから検出された発がん性物質と有害物質は、具体的にどのようなものなのでしょうか？

こちらで詳しくご紹介します！

アリルアミン

アリルアミンは化学染料として用いられています。

もちろん国際基準値以内であれば、問題ありません。

ですが基準値を超えてしまうと、膀胱がんのリスクが高まる可能性が。

他にも目や皮膚・呼吸器にも影響が出てくることもあります。

SHEINでは女性用下着から基準値の2.9倍ものアリルアミンが検出されました。

ホルムアルデヒド

ホルムアルデヒドについては一時期話題になったので、ご存じの方も多いのではないでしょうか。

中枢神経系や呼吸器に影響がある物質となります。

SHEINの物に限らず、洋服のシワ防止加工に使用されている場合もありますね。

ですがホルムアルデヒドは水に溶けやすい性質なので、一度洗濯してしまえば取り除けます。

フタル酸エステル

フタル酸エステルには内分泌攪乱作用があります。

生殖機能や発達に悪影響を及ぼすことがあるので、お子様や妊婦さんは特に注意が必要です。

黄色ブドウ球菌

黄色ブドウ球菌は食中毒を引き起こす有害物質として知られています。

また皮膚についたりすると、アトピー性皮膚炎を悪化させることも。

さらに血液の中に入ると、体中に膿を作る可能性もあるとか。

SHEINではリップスティックから検出されているので、体内外に影響が出てくるかも知れません。

ニッケル

レアメタルの一種であるニッケルは、基準値を超えるとアレルギー性皮膚炎になる可能性があります。

いわゆる金属アレルギーというものです。

以前から金属アレルギーを発症している方は、特に注意が必要ですね。

ジオキサン

同じくネイル用品から検出されたジオキサン。

こちらは呼吸器・眼粘膜・肝臓・腎臓に悪影響を及ぼすことがあります。

主に洗浄剤や脱臭剤に使われることが多いようです。

まとめ

「SHEINの発がん性物質でネイルチップやジェルネイルは大丈夫？」についてご紹介しました。

今回残念ながら、SHEINのアイテムから基準値を超える発がん性物質が検出されてしまいました。

人気のある通販サイトだけに、これからは気をつけていただきたいですね。

購入者側である私達も、購入の際は気をつけていきましょう。

最後までご覧いただき、ありがとうございました！