最近は、時短のために電子レンジを使用したレシピをよく聞くようになりました。
プライパンや鍋で調理するよりも、電子レンジで加熱したほうが早く火が通りますよね。
しかし、玉ねぎを電子レンジで調理する場合、爆発する可能性もあるとのことで、怖いですね。
どうすれば安全に調理できるのでしょうか。
そこで今回は、「玉ねぎをレンジで調理は危ない?爆発や発火の危険性?安全な調理方法を調査!」について調べてみました。
【この記事でわかること】
- 玉ねぎの電子レンジ調理は危ないのか
- 玉ねぎを電子レンジ調理する場合の安全な方法
- 玉ねぎの電子レンジ調理のメリット
玉ねぎをレンジで調理は危ない?
玉ねぎを電子レンジで加熱すると、爆発してしまう可能性があるのだとか。
電子レンジ調理は時短になると、実践している方も多いと思います。
良いと思って行った電子レンジ調理で、爆発してしまうと余計に時間がかかってしまいます。
また、火傷などのケガをしてしまう可能性もあり、大変危険ですね。
爆発や発火の危険性があるのはなぜ?
玉ねぎは皮や膜で覆われているため、皮を付けたまま電子レンジ調理すると中の水分が急激に温度上昇し、膨張していきます。
皮つきのまま電子レンジに入れると、蒸気の逃げ道がなく、内部の圧力が高まってしまうとのことです。
その圧力が玉ねぎの皮を破り、爆発してしまうそうです。
「爆発」と聞くと、とても怖く感じると思いますが、対策を行うことで安全に調理できるのだとか。
安全な調理方法を調査!
玉ねぎを電子レンジで加熱する場合、
- 玉ねぎに穴をあける
- ワット数を500W~600Wにする
- 玉ねぎをカットする
ということに気を付ければ、忙しい時でも安全に調理できるようになるようです。
玉ねぎに穴をあける
玉ねぎは皮や膜で覆われているので、皮を付けたまま電子レンジで加熱すると爆発する可能性が高まります。
そのため、玉ねぎにフォークや竹串などで何か所か穴を開けておくと、蒸気の逃げ道ができます。
また、玉ねぎに切り込みを入れておくのも有効のようです。
穴や切り込みがあると、蒸気が逃げ、皮ごと電子レンジで加熱しても問題はないとのことでした。
ワット数を500W~600Wにする
電子レンジのワット数が高いと、加熱時間は短くなりますが、爆発する危険性も高まるのだとか。
「ワット数を800Wにして加熱すると爆発した」という事例もあるそうです。
以上のことから、ワット数は500W~600Wで加熱することがおすすめです。
また、加熱時間は3~6分が推奨されているようです。
玉ねぎの大きさなど、状況によって加熱時間も異なると思われますので、加熱時間を調整することが必要です。
玉ねぎをカットする
玉ねぎの皮をむいて、上下をカットするだけで爆発は防げるそうです。
ただ、玉ねぎを丸ごと調理する料理でなければ、さらにカットしておくと良いでしょう。
玉ねぎを半分に切ったり、みじん切りにすることで、内部の水分が均等に加熱され、蒸気が逃げやすくなるというメリットがあります。
また、
- 卵
- 銀杏
- 栗
- いか
- ソーセージ
- たらこ
- トマト
などの食材も、電子レンジ調理で爆発する恐れがあります。
適切な処理をして、安全な電子レンジ調理を行いましょう。
電子レンジ調理のメリットとは?
電子レンジ調理することで、
- 甘さが増す
- 辛味成分が旨味成分へ変化する
というメリットがあります。
甘さが増す
電子レンジ調理だと、玉ねぎの内部に早く熱が伝えられるので、辛味成分の「硫化アリル」が蒸発しやすくなるのだとか。
さらに、加熱ムラが発生しにくく、均一に熱が入ることで、玉ねぎ全体から辛味成分を飛ばすことができるそうです。
また、電子レンジ調理し、甘みが増した玉ねぎを使用することで、砂糖の使用を減らせるというメリットもあります。
辛味成分が旨味成分へ変化する
電子レンジ調理した玉ねぎは、辛味成分の「硫化アリル」が旨味成分の「プロピルメルカプタン」という物質へ変化するそうです。
プロピルメルカプタンは、胃の粘膜を保護し、胃の血流を促進する作用があるのだとか。
胃が疲れていたり、荒れている時に電子レンジ調理した玉ねぎを食べると、いい効果があるかもしれません。
まとめ
今回は、「玉ねぎをレンジで調理は危ない?爆発や発火の危険性?安全な調理方法を調査!」について調べてみました。
玉ねぎを皮つきのまま、丸ごと電子レンジで加熱すると、爆発する恐れがあるということが分かりました。
皮をむいて、竹串などで穴を開けたり、切り込みを入れることで安全に調理できるとのことでした。
また、電子レンジ調理することで、メリットもあるようでしたので、正しい方法で調理していきたいですね。
最後まで読んでくださってありがとうございました。